株式会社うちゅうは、三井不動産商業マネジメント株式会社と連携し、ららぽーと湘南平塚にて「自修館 探究ワークショップ」を実施しました。
本プロジェクトは、文部科学省の「総合的な探究の時間」の質向上を図るための実践研究事業の採択事業として、自修館中等教育学校(神奈川県伊勢原市)との連携のもとで実施されました。
生徒が企画した子ども向けワークショップを実際に開催し、実社会に働きかける探究活動の場を提供しました。今回のワークショップでは、自修館中等教育学校の高校生が、サステナビリティや社会課題をテーマに、自ら企画・提案した体験型プログラムを実施。
企画立案から運営までを担当し、参加者との対話を通じて、自らの学びを深める機会ともなりました。
実施内容
実施内容の概要
本ワークショップは、高校生が実社会とつながる学びの場を創出し、地域の人々と共に学ぶ機会を提供することを目的に実施されました。企業との連携を通じて、実践的な学びの機会を提供するとともに、生徒自身が課題解決型のアプローチを体験しました。
高校生が提案・実施したワークショップ
1. 海のキーホルダーづくりワークショップ
プラスチックごみによる海洋汚染の問題を考えるきっかけをつくるために、高校生が企画。レジンを使用してオリジナルの海のキーホルダーを作りながら、環境保全の大切さを学ぶワークショップを実施しました。
2. ミサンガで学ぶフェアトレードワークショップ
フェアトレードの意義を伝え、国際貿易と公正な取引について考えるために、高校生が提案。フェアトレードの糸を使用し、ミサンガを作りながら、発展途上国の現状と世界のつながりを学ぶ機会を提供しました。
3. 体に優しいパフェづくりワークショップ
健康的な食生活の大切さを伝えることを目的に、高校生が企画したワークショップ。低カロリーで栄養バランスを考えたパフェを作りながら、食の選択が健康に与える影響について学ぶ機会となりました。
参加者の反響
「高校生の人たちがとても親切で、楽しく学ぶことができた」
「海のごみ問題について知ることができ、これから自分でもできることを考えたいと思った」
「フェアトレードについて初めて知ったが、世界とのつながりを感じられた」
「パフェづくりを通じて、健康的な食生活について学べてよかった」
高校生にとっての学びの成果
「実際に子どもたちに教えることで、自分自身も学びが深まった」
「環境問題や国際課題を伝える難しさを実感した」
「リアルな場で実践することで、探究活動の意味を実感できた」
今後の展開
本プロジェクトでは、高校生が主体的にワークショップを企画・運営し、リアルな社会と接点を持つ学びの場を創出できたことが大きな成果となりました。
今後も、自修館中等教育学校をはじめとする教育機関や企業と連携し、探究学習の実践機会を広げる取り組みを推進していきます。
本取り組みに関心のある教育機関・自治体・企業の皆様は、ぜひお問い合わせください。